アロマ・デザイナーズ・ギルドとは
アロマ・デザイナーズ・ギルド(ADG)は、香りを使う空間デザインを始めとし、香りにかかわる様々な業務を請け負う日本初の“香りのデザイナー集団”です。
2005年にヒットした映画「チャーリーとチョコレート工場」で、映画館内でチョコレートの香りを出して話題をさらい、今日の“香りビジネス”のさきがけとなったプロモツール株式会社の香り事業部が母体となってスタートします。
香りのトータルデザイナー
ADGは、空間に心地よい香りを出すだけの、単なる■香りの空間デザインだけでなく、■香りを使った販売促進から、■香りを使った“おもてなし”、そして、■香りで企業や店舗イメージを象徴する“コーポレートセント”や■香り関連商品の開発・企画など、香りにかかわる様々な仕事を担います。ADGは、専属調香師の調香技術で、自信をもってクライアントの求めるニーズとコンセプトにマッチする香りをプロデュースします。
コーポレートセント
コーポレート・アイデンティティやコーポレートカラーの名称はよく知られていますが、コーポレートセントをご存知でしょうか?
コーポレートセントは企業や店舗イメージを象徴する香りを指し、嗅覚を利用した新たなブランディング戦略です。商店が、ホテルが、そして企業が、自社を象徴する印象に残る独自の香りを作り、店内やロビー、待合室などでその香りををさりげなく流すことで、自店を、あるいは自社を、訪れたお客様の記憶に留めさせる高度なイメージ戦略です。
*コーポレートセントはADGの登録商標です。
調香師とは
【調香師とはどんな仕事か】
様々な香料をブレンドし香りを生み出す仕事。
精油だけでなく合成香料も使用し、花や香水の様な香りから、お菓子やジュースの食品飲料の香りまでニーズに合わせた香りを生み出します。香りはもちろん、香り以外のトレンドや芸術的センスも必要な為、常に流行に気を配り、売れ筋商品の調査や感性を磨く努力は欠かせません。
また基本的な部分ですが、鼻が利かなくなっては仕事にならないため、日々の体調管理をはじめ、業務中の刺激的な食べ物、香りの強い飲み物などの摂取は控える必要があります。
香りを作る技術に加え、香りを言葉で表現する語彙力、センスも問われます。香りを言葉で表すことに慣れていないお客様が大多数であるため、いかに要望をひきだせるような角度のヒアリングを出来るかが
求められます。
【調香師のやりがい】
形のないものを表現することの難しさ、また人により好みが異なる為、正解、不正解がありません。
膨大な数の香料を組み合わせ、数値化出来ない微妙なニュアンスの要望を聞きながらお客様の満足できる香りが生み出せた時は大変喜びを感じます。また、その香りをどの様に香らせるのか、惹きつける香り、魅せる香り、観せる香りなど様々な用途があります。どの香りをどの様にしてどう使うのか、あらゆる知識が必要になりますので、辛い時もありますが、その奥深さがとてもやりがいを感じます。
【当社の調香師の特色】
ご用意しているメニューから精油のみのブレンドや、季節やご使用シーンに合わせたものを、調香師が丹精込めて作成したメニューの中からお選びいただけます。
オリジナルの香りをご希望のお客様は、テーマやご要望をいただきそれを基に香りを作ります。
「バラの香り」と具体的にテーマが決まっている場合もあれば、
「この空間に流す香りを作ってほしい」などの場合があるかと思います。
香りを言葉で表現するのは難しく、どちらの場合でも、サンプルを嗅いでいただき、感想をお伺いして改良という工程をお客様と調香師にて一緒に行い、作り上げていきます。
空間放香だけでなく、展示で使用する香りやアトラクションで使う香りなど、少し変わった匂いも作成出来るのは当社に調香師がいるからです。空間放香の業界で専属の調香師が複数在籍している会社は他にはなく、細やかな要望にもお応えできることが当社の最大の強みといえます。